ロベルト ケーニッヒ/アスマンスハウゼン ヘレンベルク シュペートブルグンダー エンプアー トロッケン

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商品コード: 5689

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アルコール度/13% 
残糖/ g/l 
酸/ g/l   
葡萄品種/シュペートブルグンダー (ピノ ノワール) 
タイプ/豊かな果実味とパワーが感じられるフルボディ
飲み頃温度/   
保管方法/直射日光NG 振動NG 暗い15度前後の場所または冷蔵庫でも可
栓/スクリューキャップ   
オーガニック等/




【税抜き本体価格 4600円】

ドイツ最高峰のシュペートブルグンダーを生む銘醸地
‟アスマンスハウゼン”に位置する家族経営の小さな生産者
シュペートブルグンダーのスペシャリスト
ヴァイングート ロベルト ケーニッヒは、シュペートブルグンダーを得意とする家族経営の小規模生産者です。ケーニッヒ家は、ラインガウで1704年から葡萄栽培を行ってきました。1980年、ロベルト ケーニッヒとその息子のロベルト ケーニッヒ ジュニアの代にワイン専業になりました。ロベルト ケーニッヒ ジュニアの代には、シュペートブルグンダーのスペシャリストとして評価されるまでに至ります。しかし、2015年にロベルトが亡くなり、彼の息子のフィリップが、弱冠20歳にしてヴァイングートを引き継ぐことになりました。フィリップは4歳の頃から父の手伝いをしていて、シュペートブルグンダーからどのようにワインが出来るのかを見て学んでいました。ガイゼンハイム大学で栽培と醸造を学び、家族のワイン造りの伝統を守りながら、さらに品質を高めようと努力を続けています。
現在、ロベルト ケーニッヒでは、アスマンスハウゼンとリューデスハイムに合計8.2haの畑を所有しており、年間約4万本のワインを生産しています。畑は周辺を森に囲まれた理想的な場所に位置し、全体の80%が険しい急斜面、20%が斜面にあるため、畑仕事の多くは手作業で行われます。栽培する品種は85%がシュペートブルグンダーで、残りの15%はフリューブルグンダー、リースリング、ヴァイスブルグンダー等です。葡萄の平均樹齢は25年で、樹齢30年以上の区画も数多くあります。効率的な畑作業のために一部、植え替えも行っていますが、樹齢の古い葡萄は品質の面で優れているため、出来るだけ残すようにしています。収量は20~45hL/haですが、2020年と2021年はさらに収量が低くなりました。赤ワインを中心に生産しており、特にシュペートブルグンダーに注力しています。ワイン造りは、畑、セラーともに伝統的な手作業で行われています。収量を低く抑え、収穫の際は何度も厳しく選別を行います。醸造工程も細心の注意を払い、個性豊かで、長期熟成のポテンシャルを持つワインを生産しています。その品質の高さが認められ、現在ではドイツ国内だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国に輸出されています。

アスマンスハウゼンの歴史ある銘醸畑『へレンベルク(Höllenberg)』
ラインガウは白ワインが生産量の80%を占める地域ですが、アスマンスハウゼンは、歴史的に赤ワインの銘醸地として知られています。「第一次世界大戦から第二次世界大戦の頃には、ロマネ コンティよりも優れていると言われるくらい名声があるエリアでした。そのこともあって、私たちはシュペートブルグンダーに注力しています。私の父は、このアスマンスウゼンの中でも、最高のシュペートブルグンダーの造り手として知られていました」とフィリップは話してくれました。ラインガウでのシュペートブルグンダーの栽培は900年近く続いているとされており、アスマンスハウゼンのへレンベルクでは、少なくとも1470年頃にはすでに栽培されていたという記録が残っています。
『Falstaff 2021』では「Grands Crus - Rheingau(ラインガウのグラン クリュ)」、『Vinum 2022』では「Beste Lagen(最上の畑)」、『Gault & Millau 2021』では、「Berühmte Lagen(銘醸畑)」としてへレンベルクの名が挙げられています。また、『世界のワイン図鑑 第7版(The World Atlas of Wine)』には、「辛口のアスマンスホイザー・シュペートブルグンダーは、かねてからドイツで最も有名な赤ワインだった。クローネ、ロベルト・ケーニッヒ、ヘッセン州立アスマンスハウゼン醸造所と、新規に参入したシャ・ソヴァージュは高いレベルを維持している」と記載されています。
へレンベルクという名は、ラインガウの方言で急斜面や急な坂道を意味する「Halde(ハルデ)」という言葉に由来しており、実際に、ラインガウの中で最も険しい斜面のひとつとされています。標高は180mで、ライン川に近い場所に位置しています。へレンベルクの土壌は風化した紫色の千枚岩スレートで、日中に太陽の熱を蓄え、夜にその熱を放出し畑を温めます。この暖かいミクロクリマがワインに影響を与え、丸みと温かさを持つワインを生みます。

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