ドクター ワーグナー醸造所/ 2013 ザール リースリング QbA トロッケン 白 750ml
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¥ 2,750 税込
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商品コード: 2112
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アルコール度 / 11.5%
残糖 / 8.9g/l
酸 / 7.6g/l
葡萄品種 / リースリング100%
タイプ / 気品高くエレガントな酸が魅力的な辛口
飲み頃温度 / 10度前後
保管方法 / 直射日光NG 振動NG 暗い15度前後の場所で
栓 / スクリューキャップ
【税抜き本体価格 2,500円】
※注)画像は2012年ヴィンテージです。
《歴史》 1880年 ヨセフ ハインリッヒ ワグナー(ハインツ ワグナーの曽祖父)が設立。
2009年 クリスティアーネが参加。
2011年 クリスティアーネがオーナーとなる。5代目。
《オーナー》 クリスティアーネ ワグナー(29歳) 2008年ガイゼンハイムのワイン学校を卒業。ロバート ヴァイル、フォン フォルクセム等で修行。 「この家族経営のウィングートを私に継承させてもらえることを、非常に誇りに思っている。」
《家族》 ハインツ ワグナー(父・76歳) 元気だが引退。ウルリーケ(母・57歳)
《葡萄園面積》 ザールブルガー ラウシュ2.6ha、ザールブルガー クップ2.4ha、オクフェナー ボクシュタイン1.6ha
《葡萄品種》 リースリング100%
《収穫》 100%手摘み。60hl/ha。
《畑での作業》 そのすべてが、鋤を付けたウインチを使うか手で作業をするしかない険しい斜面。それぞれの葡萄樹は、ハート型に1本の木の柱にくくりつけられている。畑に草を生やすとシーファーを覆ってしまい、その保温効果が無くなってしまうので、生やしていない。また肥料は5~6年前に一度撒いたきりで、土壌を検査して必要な所に手で撒くようにしている。土を柔らかくするために、北ドイツの湿地帯から取り寄せた苔を土に混ぜている。
《ワイン造り》 伝統的な木のフーダー(1000L・30年以上使用)の樽。樽は、それぞれが違う成長をし、違う味になる。それがメリット。酸と他の成分の調和が生まれる。2~3週間かけ、温度調節など無しに、自然な発酵をさせる。
《酵母》 人工酵母。クリーンな細身のスタイルになる。
《飲み口のタイプ》 50%が辛口とやや辛口、50%がフルーティタイプ。
《評価》 「ゴーミヨドイツワインガイド2013」で3房/昇格。V.D.P.メンバー。
《販売先》 輸出、国内が50%ずつで、1/4が個人客。
《VT》 ‘12年は、’10年のように酸がはっきり。
‘11年は健康な葡萄で素晴らしい品質。酸が弱かった。全ての葡萄が80エクスレを超え、SLクラス。
《エピソード》 「ファインシュメッカー」の「コレクション オブ ザ イヤー」を受賞しましたが、出品などしていた訳ではなく、向こうから呼ばれて授賞式だけ出席したそうです。式はオスカーみたいで、舞台にも立ちました。終始、楽しそう、嬉しそうに話してくれました。
クリスティアーネの恋人は、ルクセンブルクのケラーライで働いていて、いろいろ手伝ってくれますが、 フォークリフトを使ったり、畑仕事をしたりと、クリスティアーネ自身がします。硫黄の散布は、背中に背負って撒くのですが、これがけっこう重い!
今日、女性醸造家というのは増えていて、学校で醸造を勉強した女性は多くても、実際に畑に行ったりセラーでひとり作業したりする女性は滅多にいません。そういう人たちはマーケティングや経営に携わるけれど、実際に畑に出てきたりはしません。
〔クリスティアーネのファースト ヴィンテージが、いきなり受賞〕
独立して初となるヴィンテージ‘11年で、ドイツのグルメ雑誌「デア ファイン シュメカー」による『コレクション オブ ザ イヤー』を受賞しました。これは同ヴィンテージのラインナップにおいて、全てのワインがハイクラスであるという評価によるものです。
ドイツを中心に、世界レベルで一人の生産者に贈られるものです。
‘09年からクリスティアーネが加わり、’11年からは基本彼女が一人で行っていますが、ワイン造りのスタイルは変えていません。辛口に関してはむしろ品質が良くなったという印象を持った程です。
Mosel Saar Ruwerから単なるMoselに表記が変わったため、よりザールの個性を出すことが大事だと考えています。
‘09年から新しい空気圧圧搾機を導入しました。通常5~6回プレスするところを、3~4回にしています。また、絞ったジュースを24時間静置して澱と共に寝かせてから、上澄みを樽に移しています。
辛口は木樽で発酵し、そのまま熟成します。元々セラーの温度が低く、そのままだと甘口しか造れないので、8月末から9月末までセラーの空気口を開けることで温度が16~18度になり、辛口が造れるようになるという、とても自然な造りです。
ファインヘルプと甘口は、木樽で発酵後、二次発酵のおそれがあるので、樽移しをして酵母を除き熟成させます。
ザールと言えばエゴン・ミュラーといわれるほどの超有名蔵と比べ、彼 ハインツ・ワグナーの名は全く無名に近いものですが、彼程ワイン造りにその身を捧げている人は、世界中のワイナリーを回りましたが、他に会ったことがありません。
畑仕事から醸造、セラー内での作業もすべて彼自身が行なっており、彼の育てたワインは、どんな有名な醸造元と比べてもまったくひけをとりません。
機械での作業が不可能なたいへん険しい斜面にリースリングのみを植え、その醸造法は頑固なまでに伝統的です。近年、ドイツワイン生産者の間で誰もがよりクリーンなワインを造ろうとハイテクにはしり、ワインからいろいろ複雑なエキス分を取り除いてしまう傾向がありますが、ワグナーは、彼のワインの風味が弱まってしまうのを嫌い、昔ながらの製法を守っています。
彼のワインは、酸味が多すぎると言う人もいますが、彼は、『もし酸を弱めたら、果実味も風味も弱まってしまうし、何よりそんなことをしたら私のワインではなくなってしまう。』と言いまったく妥協せず、まさに他の若い古典派のドイツワイン生産者のお手本ともなるべき人物といえます。 スチュワート ピゴット「ライフ ビヨンド リープフラウミルヒ」
この『2012 リースリング QbA トロッケン 白』は特別にお願いしなければ、試飲をすることさえ出来ません。
完全なドイツ国内レストラン向けのワインだからです。今回、特別に入手することが出来ました。
この歴史をまとったシャープな味わいの「ザール リースリング」(トロッケン)は、ドイツだけでなく、日本国内の様々なレストランや和食店にもぴったりの存在と言えるでしょう。
辛口ワインには、人工酵母を使っています。また、樽をブレンドするため、畑名ではなくグーツワインとしてリリースします。、
ザールらしさを追及して造っています。また、「リースリングは、酸をしっかり持つべき!」と言い、酸は8~9g/lがベストと考えています。
’11年が、「ゴーミヨドイツワインガイド2013」で85点、「インターナショナルワインセラー166」で85点(ポイントのみ)。
2009年 クリスティアーネが参加。
2011年 クリスティアーネがオーナーとなる。5代目。
《オーナー》 クリスティアーネ ワグナー(29歳) 2008年ガイゼンハイムのワイン学校を卒業。ロバート ヴァイル、フォン フォルクセム等で修行。 「この家族経営のウィングートを私に継承させてもらえることを、非常に誇りに思っている。」
《家族》 ハインツ ワグナー(父・76歳) 元気だが引退。ウルリーケ(母・57歳)
《葡萄園面積》 ザールブルガー ラウシュ2.6ha、ザールブルガー クップ2.4ha、オクフェナー ボクシュタイン1.6ha
《葡萄品種》 リースリング100%
《収穫》 100%手摘み。60hl/ha。
《畑での作業》 そのすべてが、鋤を付けたウインチを使うか手で作業をするしかない険しい斜面。それぞれの葡萄樹は、ハート型に1本の木の柱にくくりつけられている。畑に草を生やすとシーファーを覆ってしまい、その保温効果が無くなってしまうので、生やしていない。また肥料は5~6年前に一度撒いたきりで、土壌を検査して必要な所に手で撒くようにしている。土を柔らかくするために、北ドイツの湿地帯から取り寄せた苔を土に混ぜている。
《ワイン造り》 伝統的な木のフーダー(1000L・30年以上使用)の樽。樽は、それぞれが違う成長をし、違う味になる。それがメリット。酸と他の成分の調和が生まれる。2~3週間かけ、温度調節など無しに、自然な発酵をさせる。
《酵母》 人工酵母。クリーンな細身のスタイルになる。
《飲み口のタイプ》 50%が辛口とやや辛口、50%がフルーティタイプ。
《評価》 「ゴーミヨドイツワインガイド2013」で3房/昇格。V.D.P.メンバー。
《販売先》 輸出、国内が50%ずつで、1/4が個人客。
《VT》 ‘12年は、’10年のように酸がはっきり。
‘11年は健康な葡萄で素晴らしい品質。酸が弱かった。全ての葡萄が80エクスレを超え、SLクラス。
《エピソード》 「ファインシュメッカー」の「コレクション オブ ザ イヤー」を受賞しましたが、出品などしていた訳ではなく、向こうから呼ばれて授賞式だけ出席したそうです。式はオスカーみたいで、舞台にも立ちました。終始、楽しそう、嬉しそうに話してくれました。
クリスティアーネの恋人は、ルクセンブルクのケラーライで働いていて、いろいろ手伝ってくれますが、 フォークリフトを使ったり、畑仕事をしたりと、クリスティアーネ自身がします。硫黄の散布は、背中に背負って撒くのですが、これがけっこう重い!
今日、女性醸造家というのは増えていて、学校で醸造を勉強した女性は多くても、実際に畑に行ったりセラーでひとり作業したりする女性は滅多にいません。そういう人たちはマーケティングや経営に携わるけれど、実際に畑に出てきたりはしません。
〔クリスティアーネのファースト ヴィンテージが、いきなり受賞〕
独立して初となるヴィンテージ‘11年で、ドイツのグルメ雑誌「デア ファイン シュメカー」による『コレクション オブ ザ イヤー』を受賞しました。これは同ヴィンテージのラインナップにおいて、全てのワインがハイクラスであるという評価によるものです。
ドイツを中心に、世界レベルで一人の生産者に贈られるものです。
‘09年からクリスティアーネが加わり、’11年からは基本彼女が一人で行っていますが、ワイン造りのスタイルは変えていません。辛口に関してはむしろ品質が良くなったという印象を持った程です。
Mosel Saar Ruwerから単なるMoselに表記が変わったため、よりザールの個性を出すことが大事だと考えています。
‘09年から新しい空気圧圧搾機を導入しました。通常5~6回プレスするところを、3~4回にしています。また、絞ったジュースを24時間静置して澱と共に寝かせてから、上澄みを樽に移しています。
辛口は木樽で発酵し、そのまま熟成します。元々セラーの温度が低く、そのままだと甘口しか造れないので、8月末から9月末までセラーの空気口を開けることで温度が16~18度になり、辛口が造れるようになるという、とても自然な造りです。
ファインヘルプと甘口は、木樽で発酵後、二次発酵のおそれがあるので、樽移しをして酵母を除き熟成させます。
ザールと言えばエゴン・ミュラーといわれるほどの超有名蔵と比べ、彼 ハインツ・ワグナーの名は全く無名に近いものですが、彼程ワイン造りにその身を捧げている人は、世界中のワイナリーを回りましたが、他に会ったことがありません。
畑仕事から醸造、セラー内での作業もすべて彼自身が行なっており、彼の育てたワインは、どんな有名な醸造元と比べてもまったくひけをとりません。
機械での作業が不可能なたいへん険しい斜面にリースリングのみを植え、その醸造法は頑固なまでに伝統的です。近年、ドイツワイン生産者の間で誰もがよりクリーンなワインを造ろうとハイテクにはしり、ワインからいろいろ複雑なエキス分を取り除いてしまう傾向がありますが、ワグナーは、彼のワインの風味が弱まってしまうのを嫌い、昔ながらの製法を守っています。
彼のワインは、酸味が多すぎると言う人もいますが、彼は、『もし酸を弱めたら、果実味も風味も弱まってしまうし、何よりそんなことをしたら私のワインではなくなってしまう。』と言いまったく妥協せず、まさに他の若い古典派のドイツワイン生産者のお手本ともなるべき人物といえます。 スチュワート ピゴット「ライフ ビヨンド リープフラウミルヒ」
この『2012 リースリング QbA トロッケン 白』は特別にお願いしなければ、試飲をすることさえ出来ません。
完全なドイツ国内レストラン向けのワインだからです。今回、特別に入手することが出来ました。
この歴史をまとったシャープな味わいの「ザール リースリング」(トロッケン)は、ドイツだけでなく、日本国内の様々なレストランや和食店にもぴったりの存在と言えるでしょう。
辛口ワインには、人工酵母を使っています。また、樽をブレンドするため、畑名ではなくグーツワインとしてリリースします。、
ザールらしさを追及して造っています。また、「リースリングは、酸をしっかり持つべき!」と言い、酸は8~9g/lがベストと考えています。
’11年が、「ゴーミヨドイツワインガイド2013」で85点、「インターナショナルワインセラー166」で85点(ポイントのみ)。
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